GWに関して思うこと
今年のGWはカレンダーの並びがよく、10連休ですとか中には16連休をとった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人事務所を開業し個人事業主となった身としては、休日の並びから少し開放されている状況なのですが、このGWは税理士業務に非常に大きな影響を及ぼします。
日本の多くの企業が3月末を決算日としているため、その法人税の申告期限は5月末(申告期限を延長している場合には6月末)となり税理士業界としては繁忙期になるのです。
会社様の会計を締めるのが4月中旬から遅くとも4月末頃で、その数値を基に申告書作成作業を始めるため業務のほとんどを5月に行うことになります。
GW前にしっかりと資料提供依頼をしておかないと期限ぎりぎりまで作業がズレ込むこともしばしばあります。
休日が別の時期にあったらなぁと思うのは経理担当者も同じではないでしょうか。
しかし国民の休日は意味があってその日が決められているので業務都合で変えるわけにはいきませんし、何とかするしかないというのが現状です。
余談ですが、外資系企業に関しては12月末を決算日としている事が多く、更に会計レポート期日もタイトなため、年明け早々繁忙期を迎えることがあります。
何よりも重要なことは月次をしっかり行い、税務調整項目は都度確認をしておくということですね。